DVは殴る、蹴るなどの行為だと思っていませんか?

DV更生プログラムの担当員が「DVって何ですか?」と加害者に聞くそうです。

すると「ぶつ、蹴る」と言った言葉が出てくるそうです。

果たして本当にそれだけのことでしょうか?

そもそもDVって何?

本当は力関係などの「関係性」を指しています。

男尊女卑で、「俺の方が偉い」とか。
「正しいのはいつも俺。まちがっているのは常にお前」
という歪んだ見方です。実は殴る、蹴るだけがDVではなく、二人の関係性なんです。

つまり力の強い側と弱い側があり、
なおかつ支配する側とされる側が存在することです。

手段として、暴力行為を用いる場合と、
言葉や無視などの態度も含まれます。

つまりモラハラはすでにDVなんです。そして本人は無自覚です。
そしてモラハラは我慢しなくていいし、言いなりにならなくていいことです。

 

なぜDV加害者がでるのか?

歪んだ見方、価値観は育った環境や今の社会の「暴力」の容認している現状にあります。加害者自身が子どものころに同じように支配や虐待を受けているため、歪んだ価値観を持ってしまったということもあります。しかし、世の中に暴力的な番組や映画、ゲームがあふれ、道徳観を麻痺させてしまっていることも一つの要因になっています。

今はバーチャルの中でボタン一つ、ポンっとタップするだけで人を殺せる時代です。

そして、そこに一人の人の人生や家族、友人などの様々な人とのつながりや大切にしているペットなどの存在が詰まっていることなど考えません。一人の人がこの世から消えることの“重み”という感覚を麻痺させているので人を傷つける行為や支配する行為に対してもなんとも思わない傾向があります。さらにはアスペルガーなどの脳の機能で自分よりも人間として上か下かとしか見ることができず、自分より下の人は何を言っても構わないという偏った見方をしている可能性もあります。

原因がどうであれ加害者本人がDVをやめようと本気にならない限り、DVそのものを操り、食い止めることは不可能だと思います。そのため、被害者は、それを受け止めた上で、自分の人生を歩むのか、それともこのまま支配され続ける人生を歩むのかのどちらかを選ばなければなりません。

“支配”か“自由”のどちらを選ぶ?

誰もが“自由が良いに決まっている”と思うところでしょう。
でも現実はそう簡単ではありません。
子どもがいると尚更です。
経済的にやっていけるのか、などの心配も必ずあります。
しかし、経済的に自立していても難しい場合があります。
それは「孤独に耐えられない」「周囲の目」です。

しかし、この葛藤に決着がつけられないという場合は
カウンセリングなどで気持ちの整理をして自分で答えを出すしか
方法がないと思います。
多くは「自分にも悪いところがあって相手を怒らせてしまったのだから
殴られて当然。ひどいことを言われて当然」
と自尊心を失っていきます。
でも殴って人を支配することは犯罪ですし、
言葉ひとつで一人の人の命を奪うこともあります。
正しくない方法で人を操っているということに
被害者は気付かなければばその苦しみから脱出できません。

そして逆に言えば「言葉一つで人を救うこともある」
ということを覚えておいていただきたいのです。
まずは心のケアと自尊心の回復を

行動することが難しいということが多いかと思います。
その場合、まずは心のケアと自尊心の回復を
目指しましょう。

相談に乗ってくれる無料の機関を探し、吐き出してください。
また、ご自分のための優しい時間を一日5分取り分けてください。

それはホッとできる音楽、テレビ、ラジオを聞くことや
本を読むこと、マインドフルネスを行う事などです.

お子さんがいらっしゃるなら夜寝る前にお部屋を暗くして
キャンプごっこをするのもオススメです。

状況で異なるのでご自分なりに「自分にとっての優しい時間とは何か」
を考えてみてくださいね。メルマガでもご案内しています!
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