参照:amanaimages、LITALICO
多くはカサンドラ症候群が起きる具体的な関係性としては、アスペルガー(自閉スペクトラム症)のある人と親密な関係にある人に多く見られるといい
・夫婦などのパートナー関係
・親子、兄弟
・職場同僚(上司部下)
など、日常的に接する関係の中で起きた事例が報告されています。
ただし、私は両親がADHDとアスペルガーの夫婦、妹がアスペルガーの可能性が高く私自身は定形発達だったためにエトワールでのカサンドラ症候群の基準は「発達障害(グレーゾーン含む)の家族との関係」と関係性の幅を広げて解釈しております。
一般的には、発達障害のある人が仕事などの緊張から解き放たれ、社会性を発揮しなくても問題のない環境である家庭内で多く見られる傾向があるとされています。
その一方で、発達障害のある人とのコミュニケーションの困難さに日常的に触れる立場として、仕事のパートナーや、上司部下の間にも起こることがあります。
「パワー・ハラスメント」「モラル・ハラスメント」「DV」と称される言動によって、カサンドラ症候群のような状態が起きた事例も報告されています。
(モラハラについては記事の終わりにも掲載あります)

カサンドラ症候群の治療・対処法とは? 

カサンドラ症候群の治療法として、まずは症状として現れている抑うつ症状や不安障害について、薬物療法や認知行動療法などによるアプローチをすることが可能です。

 

ただ、それはあくまで対症療法に過ぎません。発達障害のパートナーや大人の家族との関係性の改善や変化を目指さなければ、根本的な解決にはつながりません。

まずは、孤立しないこと。一人でかかえないこと。

カサンドラ症候群のある人はできれば専門の相談先や自助グループなど居場所を持つことが肝心です。

一人でかかえずに必ず客観的な視野を持つ第三者や、専門家に相談することで道が開ける

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とはいえ相手に診断を要求しない

発達障害のある人は社会的に適応していることも多く、自身の特性に気づいていない場合もあります。

そういった際に、無理に医療機関での受診を勧めると、本人の気持ちを傷つけてしまい、関係がこじれることもあるかもしれません。

 

また発達障害の人たちは「障害=悪」などの極端な思考を持っていることが多く、かえって関係性が悪化することも。

さらに診断されても「どうせ自分はアスペルガーだから暴言してしまうのは仕方がないから別にしても構わない」という考えを持つこともあります。

 

診断を検討する場合は、特性や症状について話し合ったり、理解している段階を経た上で医療機関に行くようにしましょう。

医療機関に相談するのは相手にとってハードルが高く、かえってお互いが傷つくことも。でも発達障害の可能性を踏まえて対策を練ると生活しやすくなる

カサンドラ症候群の症状に対する対処法は?

対処法1:各発達障害の特性や対応方法について知る

発達障害は男女に違いがあります。また情報はどんどん更新されます。特性については最新書籍や厚労省のホームページなどで調べてみましょう。

 

発達障害のある人が苦手だったりつらくなったりするきっかけやこだわりへの理解を深めることで、環境調整や発達障害のある人が理解しやすいコミュニケーションを行う際に役立ちます。

 

ただ、特性について学んだ知識を発達障害当事者に押し付けると、反発を招くことがあります。特性は十人十色なので、その人に合った対応方法を取るようにしましょう。

対処法2:行動原理を理解する

発達障害特有の“がまんできないこと”“譲れないこと”“苦手過ぎること”があります。

これまで理由もわからずに“話せば解決できる”と必死で説得してこられたかも知れません。

でも「分かったよ」の空返事か逆ギレされる結果に終わり“また裏切られた…(ToT)”という気持ちを何度となく味わったことでしょう。

さらにはキレられてモラハラに発展していたかも知れません。(モラハラについて記事の終わりに掲載があります)

でも“今度こそ変わってくれるかも…”と期待して“また裏切られた…(ToT)”嘆くよりも、「変わらないもの」「そういうもの」と割り切った上で人生計画を独自でした方がお互いにストレスを軽減できます。

 

お互いに話し合いながら行動の理由を教え合い、相手の行動に関する理解を深めます。

また、生活の上での決め事、ルールをつくることで相手の意見を尊重することにつながります

“相手は変わらない”ということを前提にした上で自分がどうするかを考えるようにすること。そして、自分で決めたことは相手がどんなにあなたを責めても貫くこと

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対処法3:距離を置く、関係性を変える

2人の間柄に社会性を持ち込むと苦しみは緩和され体調不良やメンタル不調にも改善がみられることでしょう。

たとえば別居や住環境の変更など物理的な接触回数を減らしてみることも、関係性を変えるきっかけをつくるひとつの方法です。

 

また家族だけの関係だとまるで「洗濯機に一緒に放り込まれてガラガラ回っている」ような状態になります。その洗濯機から出るためにスイッチを切る第三者が必要です。

このように第三者にスイッチを切ってもらうことで自分の見方や考え方を整えていく機会が増えていきます。

やがて、自分本来の考え方や価値観を取り戻し、やっと置かれた状況が普通ではなかったことに気がつけるのです。

そのような観点から共通の知人や医療関係者など納得のいく第三者を入れての話し合いをすることなども有効かもしれません。

当事者同士では解決しないのがカサンドラ症候群。必ず第三者の介入がないといつまでも洗濯機の中に一緒に放り込まれてガラガラ回っているのと同じ状態。まずはスイッチを切ってもらうことが必要

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対処法4 : 同じ境遇の人たちと語り合う

発達障害の家族との関わりでは、追い詰められて自己否定や自己批判、罪悪感に苛まれることがあり、何が正しいか、何が間違っているのかが分からなくなります。

 

また頭で分かっていても、感情のパターンで自己否定のループに巻き込まれることも多く、そこからうつ状態になることもあります。

 

接触を減らす別居などで、環境が変わり楽になってもトラウマが残っていることも多く苦しみが続くこともあります。

 

そこでそんなカサンドラ症候群でお悩みの女性の皆様のための居場所になればと無料のコミュニティを作りました。

ぜひご登録ください!▼

カサンドラ症候群カフェ

https://band.us/@cassandra

モラハラについては弁護士さんの外部記事があります。参考にしてください。発達障害であってもDV モラハラは許されることではありません▼

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